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大口径超望遠レンズ「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports」
防塵防滴、手ブレ補正機構、ファンクションスイッチなど機能も充実
2016年10月13日 15:40
シグマは10月13日、交換レンズ「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports」を正式に発表した。キヤノン用、シグマ用、ニコン用を10月28日に発売する。希望小売価格は税別80万円。
フォトキナ2016で開発を発表していた一眼レフカメラ用の大口径超望遠レンズ。35mmフルサイズセンサーに対応する。
スポーツ、航空機、野鳥などの撮影でアマチュアにも人気が高いレンズ。防塵防滴対応、手ブレ補正機構の搭載、テレコンバーターへの対応、AFファンクションスイッチの搭載などを果たしながら、同クラスでは安価な価格設定となっている。
FLDガラス2枚、SLDガラス1枚を採用し、球面収差、軸上色収差を補正。画面周辺域の倍率色収差も低減したとする。
レボルビング機構には90度のクリックストップを設けるが、これを解除できるスイッチを搭載したのも特徴となっている。クリック位置付近で微妙な角度調整が必要な場合に有用とする。
AFファンクションスイッチでは、フォーカス位置を記憶して呼び出したり、AF動作を一時的にストップできる。また、コンティニュアスAF中にピントリングを回すとMFに切り替わるマニュアルオーバーライド設定も可能となっている。
別売のレンズフットTS-81が装着可能で、その場合アルカスイスタイプのクイックシューに直接装着できる。
ボディはマグネシウム合金製、同梱フードはカーボン製にすることで軽量化を図った。
レンズ構成は11群16枚。
最短撮影距離は350cm。最大撮影倍率は1:6.5。
絞り羽根は9枚(円形)。
フィルターは後部差し込み式(46mm)。最大径×全長は144.8×380.3mm。重量は3,310g。
オプションで、前面に取り付ける「WRプロテクターLPT-11」(希望小売価格は税別5万円)を用意する。
マウントコンバーターMC-11にも対応する。