Carl Zeiss Jena 180mm f2.8は1936年開催のベルリンオリンピック用に開発され、オリンピアゾナーの通称でマニアに知られている。ぼくが買ったのは1950年代に発売されたエクサクタマウント仕様で、デザイン的にも異彩を放ってなかなか美しい。特に三脚座は「猫足」と言われる独特の形状で心惹かれるものがある。重量は1,440gで、まさにガラスと金属の塊だ。レンズ銘の赤文字「T」が示すように単層コーティングが施され、光学系ではこの点が戦前型より改良されている

Carl Zeiss Jena 180mm f2.8は1936年開催のベルリンオリンピック用に開発され、オリンピアゾナーの通称でマニアに知られている。ぼくが買ったのは1950年代に発売されたエクサクタマウント仕様で、デザイン的にも異彩を放ってなかなか美しい。特に三脚座は「猫足」と言われる独特の形状で心惹かれるものがある。重量は1,440gで、まさにガラスと金属の塊だ。レンズ銘の赤文字「T」が示すように単層コーティングが施され、光学系ではこの点が戦前型より改良されている