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富士フイルム「ポートフォリオレビュー/アワード 2024」の募集開始…受賞者には写真展開催サポート

45歳以下の若手写真家応援プロジェクト

2023年プリント色校正・搬入作業アドバイスの様子

富士フイルムは4月25日(木)、若手写真家応援プロジェクト「ポートフォリオレビュー/アワード 2024」の申し込み受付けを開始した。期間は6月2日(日)まで。

45歳以下の写真家および写真家を志す者を対象としたプロジェクト。国内外で活躍する写真家をレビュワー(審査員)とし、ポートフォリオレビュー(作品講評会)を経て受賞者4名を決定。その4名に対して、写真展開催へ向けたアドバイスや、展示作品などの制作費100万円相当をサポートする。

プロの写真家から、作品をレベルアップさせるためのコツや、写真展の準備方法などを学ぶことが出来る。最終的には、富士フイルムフォトサロン(東京/大阪)で“アワード展”として個展を開催する。

レビュワーを務めるのは、浅田政志さん、公文健太郎さん、小林紀晴さん、野村恵子さんの4名。

1次選考では、ポートフォリオレビューに参加できる48名を選出。その48名は、2次選考にてレビュワーによるオンライン講評を受ける。そこでファイナリストとなる12名が決定する流れ。

ファイナリストレビュー(最終選考)では、レビュワー4名から対面式によるアドバイスが受けられる。各レビュワーが1名ずつ、計4名のアワード受賞者を決定する。

アワード受賞者4名が受けられるサポートは、「展示指導」と「制作支援」。1名の受賞者に対し、1名のレビュワー・企画者・デザイナーが展示制作の諸々を個別にアドバイス。制作支援としては、告知DM、展示作品、受賞者紹介動画などの制作費(計100万円相当)をサポートする。

レビュワー(審査員)。左上から時計回りに浅田政志さん、公文健太郎さん、野村恵子さん、小林紀晴さん

実施要項

1次選考申し込み

2024年4月25日(木)~6月2日(日)当日消印有効

参加費

無料

申し込み条件

・申込時に45歳以下の人。プロ・アマ問わず。
・写真展開催を目標にしていること。
・レビューから展示までの記録撮影(写真・動画含む)、展示時の公開に承諾できること。

作品テーマ

自由

作品形態

申込・展示作品ともに、写真プリントに限る

本誌:宮本義朗