トピック

正確な色再現と4K UHDでレタッチに最適なディスプレイ

ASUS ProArt PA279CV-R

ProArt PA279CV-R
SPECIFICATION
パネルサイズ:27インチ/アスペクト比:16:9/表示領域(H×V):596.74×335.66mm/表面仕様:ノングレア/バックライト:LED /パネル種類 :IPS /最大解像度: 3,840×2,160/色空間( sRGB):100%/輝度(標準):350cd/㎡/コントラスト比(標準):1000:1/表示色:1073.7M(10 bit)/ I/O ポート:USB Type-C×1、DisplayPort 1.2×1、HDMI(v2.0)×2、USB 3.1×4、USB Type-C(電力供給65W)×1/電力供給65W/本体サイズ(W×H×D):約614.0×373.5~523.5×227.82mm/質量:約8.6kg

発売日:2021年7月9日/実勢価格:5万4,000円前後

※本企画は『デジタルカメラマガジン2022年2月号』より抜粋・再構成したものになります。

高性能4Kディスプレイながら手の届く値段設定がうれしい

ProArt PA279CV-Rは高品質で高画質、さらには操作性にも優れており、不満に感じる点は正直見つからなかった。これほど高性能にもかかわらず価格は約5万円。プロやハイアマチュアはもちろん、レタッチ入門者でも手の届きやすい値段設定になっている。購入の際に多くの人が戸惑うキャリブレーションにも対応しているので、初めて4Kディスプレイを購入するユーザーにもおすすめだ。ぜひ本製品を導入して4K UHDの美しい世界を体験してほしい。

ProArt PA279CV-Rの4つのおすすめポイント

POINT①:4K UHDの高解像で隅々まで隙のない1枚に仕上げる

ここ数年でカメラボディの高画素化がどんどん進んでいるが、高画素機の持ち味を最大限に生かすためには大画面のディスプレイが必須だ。このProArt PA279CV-RはIPSパネル27型4K UHDというスペックを有し、細部まで鮮明で高精細な作品を生み出してくれる。RAW現像をする際も大画面で風景の細かい部分にも目が届くため、妥協のない1枚を作成できる。

風景の繊細な表情を美しく映し出してくれる

POINT②:sRGBとRec. 709を100%カバーする色域 出荷時キャリブレーションだから安心

sRGBとRec.709の色域を100%カバーする

風景写真では日中以外にも朝焼けや星空など、さまざまな時間帯で撮影することになる。このProArt PA279CV-RはsRGBとRec.709の色域を100%カバーしているので、時間帯によって異なる風景の繊細な色彩も正確に表示してくれる。

また、出荷前にキャリブレーションが行われるのでディスプレイを初めて導入するユーザーも安心だ。

出荷前の検査を保証する検査証が同梱

POINT③:充実したインターフェイスで快適な作業環境を構築できる

このProArt PA279CV-Rの魅力の1つに、背面のUSB Type-C、HDMI、DisplayPortなどの充実したインターフェイスが挙げられる。特にUSB Type-Cでは65Wの充電、データ転送、DisplayPortが可能。ケーブルの使用を必要最低限にすることで、机周りもスッキリ使用できる。USBハブは背面、側面に計4ポートを搭載。

USB Type-Cでつなげば充電&データ転送を1本で賄える
背面の入出力端子。左からUSBハブ×2、イヤホンジャック、USB Type-C、DisplayPort、HDMI×2

POINT④:多くの時間を要する現像作業を柔軟な調整でストレスフリーに

エルゴノミクススタンドを採用し、高さ0~150mm、左右角度調節±45°、上下角度調節+35°~-5°、縦回転は±90°という広い範囲でモニターの角度を調整できる。自分の環境や作品に合わせて変えられるので、時間のかかる現像作業も快適に行える。実際に使用してみたが、しっかりした土台のおかげでスムーズにストレスなく安心してディスプレイの角度を調整ができた。

左右角度は±45°、上下角度調節は+35°~-5°で調整可能
縦回転は±90°の角度で調整可能

制作協力:ASUS JAPAN株式会社