写真で見る

OM SYSTEM Tough TG-7

TG-6との外観比較をお届け

TG-7(左)とTG-6(右)

OMデジタルソリューションズが10月13日に発売する「OM SYSTEM Tough TG-7」の外観を、前モデルのTG-6との比較でお届けする。

TG-7は、防水15m・耐低温-10℃・耐衝撃性能を有するコンパクトデジタルカメラ。前モデルのTG-6が2019年6月に登場してから4年ぶりのアップデートとなる。店頭予想価格は税込7万円前後。レッドとブラックの2色がある。

TG-7

カメラ性能の基本となるイメージセンサー、画像処理エンジン、レンズはTG-6と同じだが、USB Type-C端子の搭載、Bluetoothリモコンへの対応といった使い勝手のアップデートが見られる。

USB Type-C端子から充電できるようになった(USB PDには非対応)
メモリーカードとバッテリー室

TGシリーズといえば、いわゆるコンパクトデジタルカメラの需要減にも関わらず独自の立ち位置で継続する個性派モデル。一桁シリーズのTG-1はオリンパス(当時)のタフネス機フラッグシップとして2012年に登場。別売アクセサリーによるシステム展開があり、本体の内蔵ストロボとLEDライトを活用するライティング関連のアイテムや、フィッシュアイを含むコンバーターレンズ、水深45mまで対応する防水プロテクターなどが用意されている。

アクセサリーは前面のバヨネット部分を介して取り付ける
フラッシュディフューザーFD-1を装着。手持ちマクロ撮影用のアクセサリー
LEDライトガイドLG-1を装着。レンズ前1cmでも被写体を均一に照らす。TG-1から続くアイテム

外観はデザインテイストに変化が見られるものの、グリップ部以外の形状には大きな変化がなく、シリコンジャケット以外のアクセサリーをTG-6世代と共用できるのはユーザーにとって良いニュースだろう。

左がTG-7
左がTG-7
上がTG-7

ちなみにこれまでは工事現場専用モデルを「TG-6 工一郎」として別途用意していたが、今回は通常モデルのTG-7に工事写真関連の機能を搭載。これ1台で業務需要にも対応するという。改ざん防止SDカードも使用可能だ。

本誌:鈴木誠