EOSdesign「デザインホットシューカバー」

カメラに猫(?)が鎮座する! ユニークなアクセサリー

キヤノン「PowerShot G11」にフコを装着

 レンズキャップやボディキャップを紛失してしまい、買い直した経験のある方は少なくないだろう。しかし、「ホットシューカバー」も買い直すという方はそれほど多くないのではないだろうか。ホットシューの接点部分を保護する、あの平べったいアクセサリーである。

 そんな中、購買意欲をそそられるホットシューカバーを発見した。韓国EOSdesignの「デザインホットシューカバー」である。上に猫のようなマスコットが乗ったホットシューカバーで、カラーは白と黒が存在する。筆者が調べた限り、Webの「スマイルカメラ」では2匹セットを2,800円で販売し、「パスカルショップ」では各色1,580円で販売している(いずれも4月12日現在)。


左からフコ、フディシグマ「DP2s」にフコを装着
フコの背面。赤いしっぽがアクセントオリンパス・ペンE-P1(ホワイト)にフディを装着

 ホットシューを保護するという機能は一般的なホットシューカバーと同じ。パスカルショップの製品ページによると、名前はそれぞれ「HOO-Co」(フコ)と「HOO-Di」(フディ)というらしい。サイズと重量はいずれも約20×20×25mm(幅×奥行き×高さ)、約5g。カメラを構えてファインダーを覗こうとすると、黒いフコは赤、白いフディはピンクのしっぽが見える。

 どうやらメーカーでは小型のデジタル一眼レフカメラおよび銀塩レンジファインダーカメラへの装着を主に想定しているようだが、コンパクトデジタルカメラに装着してもサイズのバランスはよい。しかし、ミドルクラス以上のデジタル一眼レフカメラに装着した際のどこか勇ましい姿も可愛らしくてよい。

フコをニコン「D3」に装着手前のキヤノン「EOS 5D Mark II」にはフディを装着

 装着例の撮影にあたり様々なカメラに取り付けてみたが、ホットシューに猫のようなマスコットを配置する実用的なメリットは発見できなかった。だが、カメラの威圧感や場の雰囲気を和らげるほか、カメラマンの真剣な表情が面白く見えてくるといった効果は期待できそうだ。

リコー「GR DIGITAL III」にフコを装着ペンタックス「K-x」(ホワイト)にフディを装着

 現在選ぶことができるのは、フコかフディのいずれかのみ。今後、カラーやサイズ、マスコットのモチーフなどでバリエーション展開が広がると、より一層楽しくなりそうである。

レンズの真上に鎮座

(本誌:鈴木誠)

2010/4/13 00:00