フォトアプリガイド

XnExpress Camera Pro(Android)

レトロ風写真を手軽に作りだせるアプリ

いわゆる“レトロ風”写真を簡単に作りたい。編集機能は回転やトリミングだけで十分……今回はそんなニーズにマッチしたカメラ編集アプリ「XnExpress Camera Pro」を紹介する。

試用バージョンは1.41。ダウンロード料金は127円だった。

アプリを起動すると、「Photo Album」「Take Photo」「Settings」の3項目が表示される。端末内の画像を利用する場合は「Photo Album」を、これから撮影する場合は「Take Photo」をタップしよう。

画像を選択して表示された編集画面のインタフェースはとてもわかりやすい。画面上部には編集ツール、画像下にはエフェクトのサムネイルが並び、画面下部には編集機能が配置されている。

本アプリで利用できるエフェクト数は13種。フィルター効果名はすべて数字になっており、選んだ効果の掛かり具合はサムネイル上部のスライダを使って調整できるという仕組み。写真にエフェクトを加えるだけなら、編集画面を表示して、サムネイルを見ながら効果を確認し、スライダで微調整するだけでOK。インタフェースはわかりやすく直感的に使えるだろう。

もうちょっと編集を行ないたいなら、画面下部の編集機能をタップして利用する。これら編集機能は、基本的に4段階の調整しかできない。

利用したい編集機能をタップしたら、表示された4つのポイント(左が弱、右が強)をタップして編集効果を決める。もうちょっと調整したいというジレンマはあるかもしれないが、“素早い編集”を念頭に使ってみると、案外これだけでも十分なのかもしれない。

フェード(Fade)やコントラスト(Contrast)、輝度(Brightness)などの調整はすべて4段階。

ちなみに、隠れているだけで、色温度(Temperature)や露出(Exposure)などの編集機能も用意されている。画面を横位置にすると表示されるが、編集機能アイコン部を左右にスライドしても表示できる。ちなみにこれらもすべて4段階調整。

編集機能の最右には「Vignette」や「Frame」などが用意されている。特に「Vignette」は、この手のアプリに必須の機能といってもよい。初期状態の編集画面で確認できると、使い勝手がよくなるのではとも思う。

画面上部には、回転やトリミングといった編集ツールが並ぶ。なかでもトリミングは、「1:1」や「3:2」、「16:9」といったプリセットが用意され、扱いやすい。

またユニークなのが「FB 2.7」というプリセット。これを使うと、Facebookのカバー写真として利用できるおおよその比率でトリミングされる。Facebookユーザーで、写真を撮ったけどカバー写真を用意するのは面倒という人がいたら、是非とも利用してほしい機能だ。

編集が一通り終わったら、画像を保存あるいは共有するわけだが、共有する場合は予め共有時の画像サイズを指定できるのもポイント。画面右上の「共有」アイコンをタップすると、出力サイズを「Small(256px max)」「Medium(512px max)」「Large(1024px max)」「Original」の4つから指定できる。

出力サイズの指定が終わったらFacebookやTwitter、Emailなどのアイコンをタップして、画像をアップロード、送信しよう。

ちなみに、「Other」をタップすると端末にインストールされた任意のアプリを出力先として選択できる。

「XnExpress Camera Pro」は、エフェクト数が特段多いわけでも、編集機能に優れているわけでもないが、それでも必要なポイントはシッカリ抑えられており、使い勝手は良好。むしろ割り切りって使える分、編集に悩むこともなく、サクサク作業できる点は○だ。

本アプリには機能を限定した広告付き無料版「XnExpress」も用意されている。手軽なカメラ編集アプリを探しているならチェックしてみてはいかがだろうか。

飯塚直