写真展
植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ-写真であそぶ-
(東京都写真美術館)
Reported by(2013/11/8 08:00)
生涯アマチュア精神を貫き、撮ることを純粋に楽しんだ植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ。彼らの作品は、日本とフランスという文化の違いを超えて、「人間にとって写真とはいったい何か」を私たちに問いかけています。
本展は、偉大な写真家の業績を堪能するだけではなく、ふたりの作品が、まさに近代的写真表現の成熟期において、いかに独特であったか、そして時代性を捉えていたかを、個別的かつ相対的に問う初めての試みです。
フランスのジャック・アンリ・ラルティーグ財団との共同企画により、ラルティーグがフランスに遺した豊富なコレクションと、東京都写真美術館が重点的に収集した植田のコレクションから選りすぐった176点を紹介します。
(写真展情報より)
出品作品は、各88点、総点数176点を予定。
植田正治作品は、東京都写真美術館の収蔵作品より88点。1930~50年代の代表作や鳥取砂丘が舞台の作品、その他、シリーズ「童暦」「小さい伝記」「風」「景の光景」「音のない記憶」など。
ジャック・アンリ・ラルティーグ作品はジャック・アンリ・ラルティーグ財団収蔵作品より80点、東京都写真美術館収蔵作品より8点の計88点が出品される。
- 東京都写真美術館
- 住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
- 会期:2013年11月23日土曜日~2014年1月26日日曜日
- 時間:10時~18時(木・金曜日は20時まで)
※1月2日・3日は11時~18時 - 休館:月曜日
※祝休日の場合は翌火曜日休館
※12月29日火曜日~2014年1月1日金曜日休館
11月23日土曜日15時~17時には、ゲストと担当学芸員による対談イベントが開催。
会期中の第1・3金曜日には「担当学芸員によるフロアレクチャー」として、展示解説が行われる。時間は16時から。