写真展告知
石橋睦美写真展:熊野・神々の大地
2017年11月15日 06:00
本展は、キヤノンフォトコレクションとして収蔵する作品の中から、写真家 石橋睦美氏が熊野をテーマに撮影した作品30点を展示します。これらの作品は2001年から2002年にかけて撮影されたもので、一部は2003年のキヤノンカレンダーとしても使用されました。
キヤノンフォトコレクションは、1994年よりキヤノンマーケティングジャパンが手掛ける、日本の優れた写真家の作品のコレクションで、現在1900点余りの作品を収蔵しています。
会場
キヤノンオープンギャラリー 1
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1階
開催期間
2017年11月25日(土)~12月11日(月)
開催時間
10時~17時30分
休廊
日曜日・祝日
作者プロフィール
1947年千葉県佐倉市生まれ。10代後半から日本の自然を知る目的で各地を歩く。75年頃から東北地方のゆったりした地形の広がりと自然の豊かさに魅せられ、東北の自然をテーマに撮影をはじめる。以後、湿気に培われた日本独特の色彩が描く自然美を表現することをテーマとする。89年頃から北限から南限までのブナ林を取材。その後、自然林を背景に成り立ってきた日本の歴史文化を見いだすため全国の森を巡る。2003年、日本の森林の撮影を終了。続いて、豊かな自然に神を見いだしてきた日本人の原風景を探る目的で、神域を巡る旅をはじめる。現在は西行の足跡を追う風景をモチーフとし、デジタルカメラによる日本画的な映像表現を試みている。
おもな著書に『みちのくの名峰』『鳥海・月山』(山と溪谷社)、『ブナ林からの贈りもの』(世界文化社)、『ブナをめぐる』(白水社)、『日本の森』『熊野・神々の大地』(新潮社)、『森林美』『森林日本』『日本の森を旅する』『神々の杜』『歴史原風景』(平凡社)、近著は『民話と伝承の絶景36』(山と溪谷社)。