デジタルカメラマガジン

2024年1月号は「日本の絶景ベストセレクション108 東日本編」。レビューではα9 IIIも

<特別付録>人気写真家13名による2024年壁掛けカレンダー(紙版のみ)

毎年恒例となっているデジタルカメラマガジン1月号の付録カレンダー。今年はキヤノン EOS Rシリーズで活躍している13人の写真家が豪華競演。A4サイズの壁掛けタイプになっている。

登場写真家(敬称略)

橋向真(表紙)/長根広和(1月)/中西敏貴(2月)/清田大介(3月)/柄木孝志(4月)/八木千賀子(5月)/岡嶋和幸(6月)/熱田護(7月)/山下峰冬(8月)/ルーク・オザワ(9月)/沖昌之(10月)/福田幸広(11月)/鵜川真由子(12月)

<総力特集>2024年の撮影プランに役立つ保存版スポットガイド【東日本編】

南北に細く、起伏にあふれた日本列島は、個性豊かで美しい風景を数多く有する。その中でもひときわ目を引く絶景と呼ばれるスポットがある。12月号に掲載された西日本編の54カ所に続いて今月は東日本編の54カ所を紹介し、計108カ所が完結。絶景スポットは映える季節や時間による表現の違い、近くのおすすめ撮影地など、撮影プランを検討できる2024年度版絶景ガイド。※ガイドの001~054はデジタルカメラマガジン2023年12月号に掲載。

絶景スポットへの向かうときの注意点や撮影方法などを解説

赤いモミジをまとった漆黒の天守 [長野県]松本城

GUIDE:冬の雪景色や春の桜との組み合わせもおすすめ
松本城は冬の雪景色や春の桜など、お堀の水鏡とともに写真映えする構図が多くある。ただし、モミジの額縁構図はアングルが限られてしまうので、混雑したときには譲り合いながらの撮影を心掛けてほしい。

TECHNIQUE:紅葉のフレームで天守に視線を誘導する
国宝松本城。紅葉の季節になると漆黒の天守に鮮やかな赤のコントラストが映える。モミジの色づきがピークを迎えるころ、朱塗りの「埋橋」側へ回ると天守の真上に太陽が昇る。超広角レンズを使い、逆光で輝くモミジを大胆に取り入れて、天守以外の構造物が隠れるように撮影すると良い。また、枝の配置で天守へと視線を誘導するリーディングラインを作れば城の主題性が増す。少しアングルが変わるだけで構図が大きく変化するので、複数枚の撮影をおすすめしたい。

(写真・文:大竹亮太氏)

写真家がおすすめする54個の東日本の絶景スポットを紹介

12月号に引き続き、日本全国を撮り歩いた写真家がおすすめする東日本の絶景スポットを54ページの大ボリュームで紹介する。季節は問わず、魅力的なスポットの紹介と行くときの注意点、撮影方法などを詳しく解説している。撮影した場所はQRコードで掲載。スマートフォンで読み取るとGoogleマップ上に撮影場所がピンポイントで表示される。

登場写真家(敬称略)

AyuMi、石田卓士、イナガキヤスト、上田孔希、Daisuke Uematsu、大竹亮太、大西杏奈、ATSUSHI OGAWA、柄木孝志、Kogame、小林淳、saizou、芝田星一郎、zookomi、杉浦英貴、高橋良典、館野二朗、谷田洋史、田村梨貴、対馬慎太郎、萩原れいこ、平井葉月、ふがまるちゃん、藤原嘉騎、本間昭文、三吉勇基、八木千賀子

グローバルシャッター方式による超高速性能を手に入れた次世代機「ソニー α9 III」

カメラファン待望となるグローバルシャッター方式のイメージセンサーを搭載したα9シリーズの第3世代機。電子シャッターのデメリットでもあったローリングシャッターゆがみの解消、120コマ/秒の高速連写、1/80,000秒の高速シャッターなど驚きの高速性能を手に入れている。今回はローリングシャッターゆがみ、高速連写の比較などを交えつつ、鉄道を被写体に山下氏がその実力を伝えていく。