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エプソン、測色器「SD-10」に純正RIPソフトが実質ほぼ無料でついてくる「スポットカラーマッチング導入支援キャンペーン」。2022年3月末まで

SD-10

エプソン販売株式会社は12月8日、測色器「SD-10」の発売を記念して、同機とRIPソフトウェアを組み合わせて販売する「スポットカラーマッチング導入支援キャンペーン」を開始した。2022年3月末納品分まで受け付けるとしている。

SD-10は指定色と印刷物の色合わせなどで活用できる測色器。スマートフォンアプリを用いることで、専門的な知識がなくても印刷物の色合わせが可能になる点を特徴としている。

本キャンペーンは、SD-10本体に加え、同機と連動して運用できる同社純正のRIPソフトウェア「Epson Edge Print」または「Epson Edge Print PRO」をセットで販売するというもの。SD-10本体の希望小売価格(税込)が10万7,800円のところ、Epson Edge Printセットモデル(SCEEPS1)は10万8,900円(税込)で販売。Epson Edge Print PROセットモデル(SCEEP-PS1)は32万7,800円(税込)で販売される。

Epson Edge Print(税込希望小売価格:19万8,000円)とEpson Edge Print PRO(税込希望小売価格:26万9,500円)は、ともにプリントヘッドやインクの性能を最大限にいかすために開発されたというRIPソフトウェア。データ上の色見本に合わせたい部分を選択し、SD-10で合わせたい色見本を計測するだけでデータ上の該当箇所を近似色に自動調整してくれるという、スポットカラーマッチング機能などが利用できる。この他、用紙の幅や空きスペースに応じてプリントデータを自動配置し用紙の消費を抑制するオートネスティング機能なども備えている。

スポットカラーマッチング導入支援キャンペーンページより

両ソフトは基本的に同様の機能が利用できるが、Epson Edge Print PROのみAdobe PDF Print Engine(APPE)を搭載。透明効果のブレンドやオーバープリント、スポットカラー、トラッピングなどが効率良く処理できるとしている。

同社では本セットモデルにより「印刷物の色合わせに関するお客様の課題を解決します」と説明。特にサイン・ディスプレイ業やデザイン業などで活用できると案内している。