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SILKYPIXシリーズのスタンダード版「Developer Studio 7」

上位版と同等の画像処理エンジンを搭載

市川ソフトラボラトリーは、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 7 ダウンロード版(Win/Mac)」を3月9日に発売した。価格は税込1万6,200円。5月8日までは発売記念として税込9,800円で販売する。アップグレードや優待版も用意する。

2015年12月に発売した最上位の「SILKYPIX Developer Studio Pro7」に対して、スタンダード版という位置づけ。対応OSはWindows Vista/7/8.1/10、Mac OS X 10.6.8~10.11。価格はPro7の税込2万8,080円に対して、安く設定されている。

Pro7同等の画像処理エンジンを搭載し、高い色分離性能や優れたノイズリダクションなど画質を高めている一方、一部の上級者向け機能を省略した。

画像処理エンジンの改良で、ハイライトの色再現性や階調性を大幅に向上させたほか、RAWデータをさらに深く解析することで、ダイナミックレンジを広げた。

ピント面にのみ強いシャープネスを適夜できる「ナチュラルシャープ」機能も新搭載した。また、カメラで付与したレーティングをSILKYPIXで読めるようにした。

Pro7から省略されている機能は、覆い焼き/HDRハイライトシャドーの分離、ミックス光補正、美肌処理、ノイズ付加、円形補正フィルター、段階補正フィルター、印刷警告表示(プリンタプルーフ)など。

(本誌:武石修)