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iPhoneで撮影するとクリップオンストロボが発光

ワイヤレストリガー「Tric」出資者を募集中

左がTric for iPhone

TricFlashは、iPhoneと外部ストロボのシンクロ撮影を実現する製品「Tric for iPhone」のKickstarterプロジェクトを開始した。7月6日までに3万5,000ドルのゴールを目指す。出荷開始は12月を予定している。

ホットシュー接点やPC端子を持つ外部ストロボと接続し、iPhoneでのレリーズと同調発光させるアダプター。iPhoneとはBluetooth LEで通信する。

スマートフォン用のワイヤレスフラッシュトリガーは世界初としている。

クリップオンストロボに装着
専用アプリから撮影
スタジオ撮影のイメージ
クリップオンストロボを手持ちした状態での撮影イメージ

TTL調光には対応せず、マニュアル発光のみ。最高シンクロ速度は1/30秒。電源は単4型電池×2本。シンクロ電圧が6Vを超える外部ストロボは非推奨としている。

対応機種はiOS 8.1以降のiPhone 5s/6/6 Plus。Android OSのサポート予定はない。

Tricを使ったストロボ撮影は、専用アプリで行なう。将来的には、有料版アプリから複数台のTricを同調発光させるなどの構想もある。

同プロジェクトを支援する先着400名は、75カナダドルで2015年12月の初回出荷を入手可能。それ以降は85カナダドルでTric for iPhoneを入手できる。

屋外でのシンクロ撮影のイメージ

(本誌:鈴木誠)