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ニコン、D750のフレアー現象について「対応方法を検討中」

画面の上端付近に明るい光源がくると、フレアーが不自然に写り込む場合あり

株式会社ニコンおよび株式会社ニコンイメージングジャパンは12月29日、デジタル一眼レフカメラ「D750」におけるフレアー現象について「対応方法を検討中」とアナウンスした。

D750

D750で見られる現象は、「太陽や高輝度の照明などの明るい光源が、撮影画面の上端付近に位置するシーンを撮影した際に、画像にフレアーが不自然な形状で写り込む場合がある」というもの。一部のユーザーより指摘があったという。

これについて同社は「対応方法を検討中です。詳細が決まり次第改めてご案内いたします」と発表している。

D750は、35mm判フルサイズセンサーを搭載するニコンFXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ。モノコック構造による薄型ボディや、FX機初のチルト式液晶モニターなどを備える。

撮像素子は有効2,432万画素のCMOSセンサー。ファインダーは倍率約0.7倍、視野率100%。液晶モニターはチルト式3.2型約122.9万ドット。

発売は2014年10月15日。実勢価格は、ボディのみが23万円前後、24-85mmVRレンズキットが28万円前後、24-120VRレンズキットが30万円前後。

(本誌:折本幸治)