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パニングやスライド動作入りのタイムラプスを実現

カメラの下に取り付けるタイムラプス用コントローラー「ジーニー」

 銀一は、タイムラプス動画撮影用のモーションコントロールデバイス「ジーニー」を10月22日に発売する。価格は税別12万3,000円。

 ニュージーランドのメーカー「Syrp」(シロップ)の製品。カメラを搭載した雲台などを装着して使用する。回転による360度のパンニングとワイヤー巻き上げによるスライドといった挙動が可能。より長時間のタイムラプス撮影や均一な動きのパン、スムーズなスライドなどを実現できるとしている。

使用例

 同梱品はパンニングプレート、ライナープレート、3mロープ、スライドアタッチメントクリップ2個。

 オプションとして、ボールヘッド台(税別1万6,000円)、カーチャージャー(税別6,800円)、100mロープ(税別2万2,000円)、50mロープ(税別1万4,000円)、10mロープ(税別5,500円)に加え、各種シャッター制御用ケーブル(税別2,800円)と赤外線リモコンケーブル(税別4,200円)を用意する。

ボールヘッド台
カーチャージャー
100mロープ
50mロープ
10mロープ
シャッター制御用ケーブル(1N Link Cable)

 ジーニーは、2012年にニュージーランドのベンチャー企業Syrp(シロップ)がクラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募ったタイムラプス用モーションコントロールデバイス。従来のタイムラプス用機材よりもサイズ、重量、設置の手間などを抑え、より安価に提供することを念頭に開発された。

(関根慎一)