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ニコン、広角端F2.8の防水デジカメ「COOLPIX AW120」

24-120mm F2.8-4.9の5倍ズームレンズを搭載

 株式会社ニコンイメージングジャパンは、防水・耐衝撃・耐寒性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX AW120」を2月27日に発売する。

 価格はオープン。店頭予想価格は4万3,000円前後の見込み。

 本体色はサンシャインオレンジ、クールブラック、カムフラージュグリーン。

サンシャインオレンジ
クールブラック
カムフラージュグリーン

 2013年3月に発売された「COOLPIX AW110」との主な違いは、搭載レンズが強化されたこと。AW110のレンズは焦点距離28-140mm相当(35mm判換算)F3.9-4.8だったが、AW120では24-120mm相当F2.8-4.9となっている。特に広角端は画角が広がった上で、開放F値が明るくなった。

 マクロモード時の最短撮影距離は、先端レンズ面中央から約1cm。

 位置情報関連では、世界地図とGPSに加えて、新たにGLONASS(Global Navigation Satellite System)に対応した。位置情報の測位時間の短縮と精度の向上したという。

 動画時の手ブレ補正に、「5軸ハイブリッド手ブレ補正(VR)」を採用したのもトピック。水平回転・縦回転のブレをレンズシフト方式手ブレ補正で対応し、左右・上下・回転軸のブレには電子式手ブレ補正を併用する。AW110の動画時の手ブレ補正は、レンズシフト式のみだった。

 背面の有機ELモニターは、約61.4万ドットから約92万ドットへとスペックアップしている。

 内蔵メモリも約21MBから約329MBへと増加した。

 その他の仕様はAW110を継承。

 撮像素子は有効1,605万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。

 記録メディアスロットはSDXC/SDHC/SDメモリーカードを使用可能。

 電源はEN-EL12。撮影可能コマ数は約350コマ。

 引き続きWi-Fi機能も備える。

 外形寸法は約110×66×25.8mm。質量は約213g(電池、SDメモリーカード含む)。

(本誌:折本幸治)