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キヤノン、動画サーボAFに対応した「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」
フルタイムMFも可能に。
(2013/3/21 15:00)
キヤノンは、交換レンズ「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」を4月下旬に発売する。価格は3万7,800円。
現行モデルの「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS II」に対して、新たにフォーカス駆動にステッピングモーター「STM」を採用したレンズ。
STMにより、ライブビュー撮影のコンティニュアスAF時(クイックAF除く)においてスムーズなAFを実現したという。加えて、動画撮影中に静かでスムーズなAF動作が可能になる「動画サーボAF」にも対応した。
本レンズは、同日発表の「EOS Kiss X7i EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMレンズキット」、「EOS Kiss X7 EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMレンズキット」、EOS Kiss X7 ダブルズームキット」に含まれる。
光学系は新設計。最大撮影倍率が従来の0.34倍から0.36倍にアップしており、マクロレンズを除くEF-Sレンズ中最大だとしている。最短撮影距離は0.25mで従来モデルと同じ。
フォーカスリングは電子リング方式になり、フルタイムMFに対応した。またフォーカシングで前玉が回転しなくなり、PLフィルター使用時などの利便性が向上したとしている。インナーフォーカス方式を採用しており、フォーカシングで全長が変化しない。
引き続き、シャッター速度換算で約4段分の手ブレ補正機能を搭載する。
レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む11群13枚。絞りは7枚羽根の円形絞り。フィルター径は58mm。最大径×全長は69×75.2mm。重量は約205g。
オプションのレンズフードは新型の「EW-63C」となる。