オリンパス、「OM-D E-M5」にダブルズームキットを追加。14-42mmと40-150mmが付属


 オリンパスは、「OLYMPUS OM-D E-M5ダブルズームキット」を6月8日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13万円前後の見込み。カメラのカラーはブラックとシルバーを用意するが、キットレンズのカラーはブラックのみ。

OM-D E-M5にM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rを装着したところ。単体のレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6 R

 マイクロフォーサーズカメラ「OLYMPUS OM-D E-M5」に標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」と望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6 R」をセットにしたパッケージ。それぞれを単体で購入するよりも、3万8,300円前後安価になる。

 E-M5のレンズキットとしては、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」が付属する「OLYMPUS OM-D E-M5レンズキット」が発売済みで、実勢価格は12万9,800円前後。

 OM-D E-M5は、同社往年の銀塩一眼レフカメラ「OMシリーズ」を復活させたというレンズ交換式デジタルカメラ。有効1,605万画素の新Live MOSセンサー、ボディ内の5軸手ブレ補正機構、約144万ドットのEVF、チルト式の約61万ドット有機ELモニターなどを搭載する。発売は3月。ボディのみの実勢価格は10万4,800円前後。

 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rは、35mm判換算で28-84mm相当をカバーするレンズ。実勢価格は2万7,300円前後。M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6 Rは、35mm判換算で80-300mm相当をカバーする。実勢価格は3万6,200円前後。両レンズとも、AF駆動の高速化と静音化を実現した「MSC」(Movie & Still Compatible)機構を採用している。いずれも発売は2011年7月。




(本誌:武石修)

2012/5/30 11:02