【CP+】ペンタックスリコーは合同でブースを展開
ペンタックスリコーイメージングは、ペンタックスブランドとリコーブランドの製品展示を同じブース内で実施していた。2011年10月に完了したリコーによるペンタックスブランドの完全子会社化を受けたもので、両ブランドの合同展示はもちろん今回が初めて。
ペンタックスでは、Kマウント採用「K-01」のタッチ&トライが盛況。初のKマウントミラーレス機とあり、独特のデザインとともにAFなどの操作感を試しているユーザーの姿が多く見られた。
K-01(ホワイト) | |
K-01タッチ&トライの様子 |
また、参考出品の7製品もケース内に展示していた。「Kマウントレンズ用アダプターQ」は、アダプター内にメカシャッターを持ちローリング歪みが発生しない点を特徴とする。
Kマウントレンズ用アダプターQ |
Qマウント用「MOUNT CAP LENS」(仮称) | 同じくQマウント用の「TELEPHOTO ZOOM」(仮称) |
K-01専用Kマウントレンズ |
DA 50mm F1.8 |
DA 560mm F5.6 |
D FA645 90mm F2.8(仮称) |
1,600セット限定発売するPENTAX Q Limited Silverも展示していた | |
Optio WG-2 GPSおよびOptio WG-2 | PENTAX Qの鉄道模型撮影コーナー |
そのほか、645Dの利用ソリューションやPENTAX Qのコラボアイテム参考展示などもあった。ロエベ(LOEWE)とのコラボレーションというPENTAX Q用のボディケース、カメラケース、レンズケースがケース内に展示。コラボレーションのイメージとしての参考出品という。
645Dを用いたワークフローのデモ | 東芝の4Kテレビに645Dの撮影画像を映すデモ |
ロエベとのコラボレーションの参考展示 |
ボディケースを装着。Qのボディもピンクになっていた | Qマウントレンズ用のケース |
リコーでは、3月下旬の発売が決定したGXRカメラユニット「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」に来場者の注目が集まっていた。タイ洪水などの影響でいまだ品薄が続いているというMマウントレンズ用カメラユニットの「GXR MOUNT A12」への関心も高い。
RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5 |
なおリコーは9日、リコーグループのデジタルカメラ関連事業の組織変更について発表した。これまでリコーブランドのカメラ事業はリコー・パーソナル・マルチメディア・カンパニー(以下リコーPMMC)、ペンタックスブランドについてはペンタックスリコーイメージングが推進していたが、2012年4月1日からリコーのデジタルカメラなどコンシューマー向け事業をペンタックスリコーに集約するという。
同時に、ペンタックスリコーのセキュリティー関連事業と業務向けカメラ事業をリコーPMMCに移管。官公庁や企業を対象とした業務向けカメラ事業を集約する。
同社はペンタックスリコーの設立後、コンシューマー事業強化を目的としてリコーグループ内における組織機能の重複の排除や、成長戦略の実現に向けた検討を重ねてきたとしている。
2012/2/9 16:34