【CP+】8,000万画素デジタルバック「IQ180」を試せるDNPフォトルシオブース
DNPフォトルシオは、フェーズワンの8,000万画素デジタルバック「IQ180」を展示したほか、RAW現像ソフト「Capture One 6」などを展示していた。
DNPフォトルシオブース | APO-DIGITAR 5.6/ 120 HM ASPHERIC |
中判デジタルバックのコーナーでは、同社が取り扱うフェーズワンやリーフの各種デジタルバックを試せるほか、Capture Oneの機能解説なども行なっている。
また、3月以降に発売予定のシュナイダークロイツナッハ製中判レンズ「APO-DIGITAR 5.6/ 120 HM ASPHERIC」を参考出品していた。
ティルト・シフトに対応。実焦点距離120mm、開放F5.6という以外のスペックは未定。発売前の新製品としては、3月発売予定の「AF 150m F3.5 LS」も展示している。
AF 150m F3.5 LS(左)と発売済みのフェーズワン「AF 35mm F3.5」(中央)、APO-DIGITAR 5.6/ 120 HM ASPHERICを装着した縦位置グリップ付きDF645(右) | IQ180を試せる |
タッチパネル式液晶モニターを搭載。マルチタッチにも対応する | ヒストグラムや撮影情報も表示可能 |
同社プロフォトソリューショングループエキスパートの小山秀一氏によると、2010年ごろより、中判デジタルバックに対する一般ユーザーの注目が高まっているという。2010年、旧機種のフェーズワン製デジタルバック「P20」をコンシューマ向けに80万円を切る程度の価格で販売したところ、完売。「たとえばハッセルブラッドのカメラやレンズなど、フィルム時代に買った中判フォーマットの機材をそのまま使える点が購入動機になったのでは」と話す。
また、満足いく画質のものを使えば、買い替え需要もあまりないという。「新しいものが出たからといって、フィルムバックをわざわざ買い換える人があまりいないのと同じ。長くお使いいただけると思います」(小山氏)
Capture One 6 Pro | 最新バージョンのCapture One 6.1.1で新たに対応する回転機構付き8,000万画素デジタルバック「Aptus II 12R」 |
このほか、フォトキオスク「PrintRush」やフォトブック作製機「PrintRush Photo Book」などを展示。PrintRush Photo Bookを使って無料でフォトブックを作れるサービスも実施しており、1時間待ちの列をなしていた。
PrintRush Photo Bookのフォトブック無料作製コーナー |
2011/2/11 11:27