2011年のレンズ交換式デジカメの出荷は20%増の見通し


 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は9日、2011年カメラ等品目別出荷見通しを発表した。

 2011年(1〜12月累計)のデジタルカメラ総出荷を1億3,100万台、前年比107.8%と予想。そのうち日本向けが前年比100.9%の1,070万台、日本向け以外が前年比108.5%の1億2,030万台とした。

 総出荷のうちタイプ別では、「レンズ一体型」を前年比106.4%の1億1,550万台、「レンズ交換式」を前年比120.2%の1,550万台と見込む。

 レンズ交換式の高い出荷の伸び率に伴い、レンズ交換式カメラ用レンズについても強気の見通しとなっている。日本向けを前年比119.2%の310万台、日本向け以外を前年比122%の2,330万台と予想している。



(本誌:折本幸治)

2011/2/10 01:31