【CES】コダックが裏面照射型CMOSセンサーの30倍ズーム機などを展示

〜自分撮り用ミラー付きコンパクトデジカメも

 コダックブースでは2011 International CESに合わせてコンパクトデジタルカメラの新モデルを発表した。国内での発売は未定。

 新製品の大きなトピックは、Facebook,、YouTube、Flickr、ORKUTと言った画像、動画共有サイトおよびSNSに加えて新たにtwitter、YANDEX、KAIXIN001へ画像をアップロードできる機能を搭載したこと。「Shareボタン」を押す、送信先を選択する、カメラとパソコンを接続するという3ステップで簡単にアップロードできるとしている。

 新製品のうち特徴的な3機種を紹介する。

EasyShare MAX(EasyShare Z990)

 30倍ズームレンズを搭載した高倍率モデル。米国では3月に329.95ドルで発売する。撮像素子は1,200万画素の裏面照射型CMOSセンサー。コダックが裏面照射型CMOSセンサーを採用するのは本機が初めてという。レンズは35mm判換算の焦点距離28-840mm相当の30倍ズーム。シュナイダークロイツナッハ バリオゴンのブランドを冠する。1,080p、30fpsの動画撮影が可能。HDR撮影機能も備える。カメラをスイープすることで360度のパノラマ写真を自動的に合成することも可能。液晶モニターは約46万ドットの3型液晶モニター。電源は単3電池。

EasyShare MAX(ケース内展示)

EasyShare sport(EasyShare C123)

 比較的低価格ながら3m防水および防塵(IP68準拠)を実現したモデル。米国では3月に79.95ドルで発売する。画素数は1,200万。レンズは単焦点タイプを採用した。液晶モニターは2.4型。動画は640×480ピクセル、30fps。電源は単3電池に対応する。カラーはブルー、レッド、グレーを用意する。

EasyShare sport(ケース内展示)

EasyShare mini(EasyShare M200)

 自分撮り用ミラーを前面に配置したモデル。米国では3月に99.95ドルで発売する。画素数は1,000万。広角28mm相当からの3倍ズームを搭載する。液晶モニターは2.5型。動画は640×480ピクセル、30fps。電源はリチウムイオン充電池。

EasyShare mini対応するWebサービスに画像をパソコン経由でアップロードできる。

(本誌:武石修)

2011/1/11 00:00