プロジェクター内蔵デジカメを54%が「欲しい」と回答

~ニコンの未婚男女向け意識調査より

ニコンが16日に発売するプロジェクター内蔵コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S1100pj」

 ニコンは19日、「デジタルカメラの写真に関する意識調査」の結果を発表した。人に見せたい写真の1位は「旅行の写真」、「飲み会の席で、写真で盛り上がった経験」は平均8回、4人に1人が「プロジェクターで見せると盛り上がりそう」と答えた。

 調査は8月5~8月6日にインターネットで実施。コンパクトデジタルカメラを所有し、かつ現在恋人がいる未婚の男女500人(男女各250人、20~39歳)を対象に調べた。

 「デジタルカメラで撮影した画像を人に見せることがある」と回答したのは全体の94%。最も写真を見せる相手は、恋人(54%)、友人(31%)、母親(5%)、職場の同僚(4%)だった。自分が撮影した写真を恋人と見るのが好きだと答えたのは83%、中でも34%は「とても好き」と答えている。

 写真を見せる場所については、自宅(70%)、飲み会および食事の席(38%)、写真を撮ったその場(31%)、電車などの移動中(25%)。見せたい思う写真については、旅行の写真が82%でトップだった。

 飲み会の席で、写真を見せて盛り上がった経験があると答えたのは48%。回数の平均は8.3回。旅行や結婚式といった写真のほかに、ペットの変顔写真、酔って変なポーズの写真、女装写真などの声があった。

 飲み会の席で盛り上がりそうだと思う写真の見せ方(デジタルカメラ本体で見せることを除く)については、プリントしてが33%。ついでプロジェクターで投影するが24%だった。プロジェクターで投影すると盛り上がる理由として、多人数で同時に大画面で見られるのがポイントになると分析している。写真をプロジェクターで投影できるデジタルカメラについては、54%が「欲しい」と回答している。

 ニコンはプロジェクターを内蔵したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S1100pj」を9月16日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万3,000円前後の見込み。前モデルから投影サイズの拡大や明るさの向上を図っている。




(本誌:武石修)

2010/8/20 14:23