富士フイルム、実売1万7,000円の「ぐるっとパノラマ」搭載機


 富士フイルムは、「ぐるっとパノラマ」搭載のエントリーモデル「FinePix JX280」を8月7日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万7,000円前後の見込み。本体カラーはブラックとシャンパンゴールド。

ブラックシャンパンゴールド

 2月に発売した「FinePix JX200」の後継機種。CCDの有効画素数をFinePix JX200の1,220万から1,440万に高画素化した。センサーサイズは引き続き1/2.3型。同日発表の「FinePix Z80」および「FinePix S2800HD」と同様、上下もしくは左右方向にカメラを振ることで最大186度のパノラマ写真を撮影できる「ぐるっとパノラマ」を搭載。フォトブックにしたい画像を選択・グルーピングしておける「フォトブックアシスト」も利用できる。

 最大1,280×720ピクセル、30fpsの動画記録機能を備える。撮影中の光学ズームも可能。ただし、光学ズーム中は音声を記録できない。このほか、赤外線通信機能IrSimple/IrSSにも対応する。

 ISO感度は100~3200。ISO3200では約300万画素相当で記録する。

 レンズは35mm判換算で28-140mm相当、F3.6-5.9の5倍ズームレンズ。最短撮影距離は広角端が約45cm、望遠端が約80cm。マクロモードでは約10cmまで近づいて撮影できる。

 液晶モニターは約23万ドットの2.7型。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。約24MBの内蔵メモリーも利用できる。電源はリチウムイオン充電池「NP-45A」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約180枚。

 本体サイズは93×55×22.9mm、重量は約113g(バッテリー、メモリーカード含まず)、約130g(バッテリー、メモリーカード含む)。



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2010/7/21 14:09