ニコン「D3X」「D3S」が国際宇宙ステーションロシア区画で採用
ニコンは14日、デジタル一眼レフカメラ「D3X」および「D3S」や交換レンズなどについて、6月16日にバイコヌール宇宙センターから国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられる「ソユーズ TMA-19」に搭載される予定と発表した。
AF-S NIKKOR 400mm F2.8 G ED VRを装着したD3S |
ロシア連邦宇宙局が国際宇宙ステーション(ISS)の運営を委託しているS.P.コロレフ ロケット アンド スペース コーポレーション「エネルギア」が、ニコンに対してD3Xを2台、D3Sを1台、AF-S NIKKOR 400mm F2.8 G ED VRなどの交換レンズ、ソフトウェア、アクセサリー類を発注したという。いずれも市販製品と同等であり、ニコンでは「信頼性の高さが実証された」としている。
ISSロシア区画には、F5やD2Xといったニコンのカメラとニッコールレンズが常備されている。またニコンは、2009年に米国航空宇宙局(NASA)から、ISS内の記録撮影用として、「D3S」11台と交換レンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED」7本を受注した。
今回ニコンが受注した主な製品は次の通り。
- D3X
- D3S
- AF-S NIKKOR 400mm F2.8 G ED VR
- AF-S NIKKOR 600mm F4 G ED VR
- SB-900
- AF-S TELECONVERTER TC-20E III
- AF-S TELECONVERTER TC-17E II
- AF-S TELECONVERTER TC-14E II
- Capture NX 2
- Camera Control Pro 2
2010/6/14 16:44