ライカ、光学12倍ズームレンズとGPS搭載のコンパクトデジカメ「V-LUX 20」

V-LUX 20

　ライカカメラジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「V-LUX 20」を4月末に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万6,000円前後の見込み。

　光学12倍ズームレンズとGPSを搭載するコンパクトデジタルカメラ。外観や主な仕様は、ベースモデルと見られるパナソニック「LUMIX DMC-TZ10」（3月5日発売、実勢価格3万7,800円）に類似している。

　撮像素子は1/2.33型有効1,210万画素のCCDを採用する。感度はISO80〜1600。レンズは35mm判換算の焦点距離25〜300mm相当の光学12倍ズーム「ライカ DCバリオ・エルマー F3.3-4.9 4.1-49.2mm ASPH.」を搭載。最短撮影距離は広角端で50cm。光学式手ブレ補正を利用できる。

　同社のデジタルカメラでは初となるGPS機能を搭載。撮影すると自動的に撮影地や現地時間がExifに記録され、画像管理・検索に利用できるほか、地図サービスで写真を公開する際に撮影地と撮影日時を正確に表示できるとしている。

　動画記録は最大1,280×720ピクセル/60fpsのMotion JPEG。動画撮影中に顔認識、シーン自動判別、自動露出を行なう「インテリジェントオート」を利用可能。本体にステレオマイクを内蔵する。

　液晶モニターは3型46万ドット。自動輝度調整機能を備える。

　記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは約15MB。

　電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約300枚。

　本体サイズは約103×33×62mm（幅×奥行き×高さ）。撮影時重量は約218g。付属ソフトとして「Photoshop Elements 8」を同梱する。