「マリンダイビングフェア2010」にE-PL1用ハウジングなどが出品


 東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターTOKYOにおいて2日、「第18回マリンダイビングフェア」が開幕した。会期は4日まで。時間は10時~17時。入場は無料。

 ダイビング関連機材メーカーやダイビングスクールなどが出展するイベント。観光業界が出展する「海と島の旅フェア2010」との共催になっている。また、同時開催イベントとして、写真展「地球の海フォトコンテスト2010入賞作品展示会」(入場料500円)なども実施していた。

 デジタルカメラ用ハウジング関係では、オリンパス、アテナ工央、アクアパッツァ、ダイブショップテール、大作商事、フィッシュアイ、レクシーなどが出展。ここでは、デジタルカメラ用防水ハウジングを出展したブースを中心に紹介する。


入口を水中写真が彩るダイビング用品類が並ぶ
写真展も開催した各地の観光関連企業や観光協会も軒を連ねている

オリンパス

 オリンパスは、レンズ交換式デジタルカメラ「E-PL1」用の防水プロテクター「PT-EP01」(7万4,550円)や、コンパクトデジタルカメラ「μTOUGH-8010」および「μTOUGH-6020」用の「PT-048」(2万6,250円)を展示していた。すべて使用できる状態になっており、係員に操作方法を訪ねつつ使用感を試す来場者も多く見られた。

 なおPT-048は3月に「品質確保のための生産上の都合」という理由から発売を延期していたが、発売日が4月23日に決定した。PT-EP01は発売済み。

PT-01すべての試用機に水中専用ストロボ「UFL-1」(3万7,800円)を装着している
水中TTLケーブル用コネクター背面操作部
ブースを通りがかった多くの人が実際に操作を試していた必要に応じて、防水プロテクターからE-PL1を取り出して説明する場面も
PT-048背面操作部。中に入っているのはμ-8010
E-620専用防水プロテクター「PT-E06」も置いてあった

 ブース内にはセミナースペースも設け、カメラマンの清水淳氏と天明良恵氏による水中撮影のテクニック講座も実施していた。


アテナ工央

 オリンパス「E-P2」および「E-P1」用の防水ハウジング「Athena E-P1」(21万円)などを展示していたアテナ工央は、水中用ツインマクロストロボ「ARF-001a」とリングストロボ「ARF-01」を展示。いずれも価格・発売日は未定。

ARF-001aARF-01
Athena E-P1各種アクセサリーの新製品を取り揃えていた

アクアパッツァ

 アクアパッツァは、シグマのデジタル一眼レフカメラ「SD14」やコンパクトデジタルカメラ「DP1」、「DP2」専用の防水ハウジングを展示していた。CP+2010のシグマブースに展示していた製品と同等のもの。

 SD14用の「APSG-SD14」は5月発売予定だが、価格は未定。DP1用の「APSG-DP1」とDP2用の「APSG-DP2」はともに10万2,900円。

カラーバリエーションが目を引くアクアパッツァブースAPSG-DP2
背面操作部カメラ取り出し口のシーリングを2重とした
INON製のワイドコンバーターレンズ「UWL-100」を装着したところ

ダイブショップテール

 オーダーメイドの防水ハウジング「Nautilus」(ノーチラス)をアピールしていたのはダイブショップテール。オーダーメイドの強みとして、旧機種への対応や好みに合わせたセッティングが可能としている。

各メーカー・各機種に対応したNautilusのオーダーメイドハウジングを展示していた

シーツール(レクシー)、大作商事、フィッシュアイ

 シーツール、大作商事、フィッシュアイの3社は共同でブースを展開。レンズ交換式デジタルカメラやコンパクトデジタルカメラ用の防水ハウジングを幅広く取り揃えていた。

レクシーのコンパクトデジタルカメラ用ハウジング大作商事の汎用防水ケース「DiCAPac」
フィッシュアイの防水ハウジング「Nauricam」(ノーティカム)はEOS 7D用(28万8,750円~)、D700用(29万9,250円~)、D300S用(28万8,750円~)、D90用(26万2,500円~)をラインナップ。拡大ビューファインダーも試せた


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2010/4/2 21:43