富士フイルム、ペット検出機能など搭載の「FinePix」6機種を発表
富士フイルムは2日、コンパクトカメラの新モデル6機種の発売日を発表した。2月20日、または3月13日に発売する。
機種名 | HD動画 | ペット検出 | 自動アップロード | 発売時期 | 価格 | 店頭予想価格 |
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FinePix Z700EXR | ○ | ○ | ― | 2月20日 | オープン | 3万2,800円前後 |
FinePix Z70 | ○ | ― | ○ | 2月20日 | オープン | 2万4,800円前後 |
FinePix XP10 | ○ | ― | ○ | 3月13日 | オープン | 2万7,800円前後 |
FinePix S2500HD | ○ | ― | ― | 2月20日 | オープン | 2万9,800円前後 |
FinePix JX200 | ○ | ― | ― | 2月20日 | オープン | 1万6,800円前後 |
FinePix AX200 | ○ | ― | ― | 2月20日 | オープン | 1万4,800円前後 |
FinePix Z700EXR | FinePix Z70 |
FinePix XP10 | FinePix S2500HD |
FinePix JX200 | FinePix AX200 |
■ラインナップの特徴
今回の新製品は、スリムタイプのデジタルカメラ「FinePix Z」シリーズ2機種に加え、防塵防滴モデル、高倍率ズーム機、エントリーモデルの計6機種。
最大のトピックは、薄型スタイリッシュ系のFinePix Zシリーズ初となる、スーパーCCDハニカムEXRの搭載。これまでは、上位モデルのFinePix FシリーズやFinePix Sシリーズなどに搭載が限られていた。さらに一部の機種には、同梱ソフトと連動しても自動アップロード機能を本体に装備する。
そのほか新機種共通の特徴としては、有効約1,200万画素相当の撮像素子の採用、ズーム倍率5倍以上のズームレンズの搭載、HD動画記録への対応が挙げられる。
■FinePix Z700EXR
「FinePix Z300」の後継機種にして、Zシリーズ初のスーパーCCDハニカムEXR搭載機。タッチパネルを大型化し、液晶モニターの視認性を向上した。ペット認識モードを備え、犬と猫の顔を検出できるほか、HD動画記録も可能となっている。また、ペットの顔を認識して自動的にシャッターが切れる機能を有する点もトピックとなる。
■FinePix Z70
「FinePix Z37」の後継機。HD動画記録に対応。同梱のPC用ソフト「MyFinePix Studio」と連携することで、動画や静止画をSNSや動画共有サイトにアップロードできる「ワンタッチアップロードボタン」を備える。広角36mmからの5倍ズームレンズを搭載。
■FinePix XP10
FinePix Z33WPの後継となる防水デジタルカメラ。3mの防水性能に加え、今回は1mの耐落下衝撃、-10度の耐寒も明言するようになった。FinePix Z70と同様に、自動アップロードにも対応している。
■FinePix S2500HD
2009年8月発売の「FinePix S2500HD」にかわる高倍率ズームモデル。広角端・望遠端ともに拡大し、ズーム倍率は12倍から18倍になった。レンズの焦点距離は28~504mm相当。ミニHDMI端子を備える。
■FinePix JX200
エントリークラスながら、1,200万画素の撮像素子と光学5倍ズームレンズ、HD動画記録に対応する。リチウムイオン充電池を採用。また、姉妹機のFinePix AX200にはない笑顔検出と目つぶり検出を装備している。
■FinePix AX200
こちらもFinePix JX200同様、1,200万画素の撮像素子を搭載したエントリーモデル。FinePix JX200とほぼ同じスペックを有するが、電源として単3電池を採用するのが特徴。
2010/2/2 14:29