リコー、最後の「GR DIGITAL II」機能拡張ファームウェアを8月5日に公開
リコーは27日、コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL II」の機能拡張ファームウェアを8月5日に公開すると発表した。
8月5日に発売予定の「GR DIGITAL III」に合わせ、GR DIGITAL III設定できる機能の一部をGR DIGITAL IIでも可能にしたという。機能拡張ファームウェアは、今回で5度目になると同時に、最後のリリースとなる。
GR DIGITAL II | GR DIGITAL III |
更新内容は下記の通り。
- ファイル再生時に、前回の再生で最後に表示したファイルを表示するようにした。
- 再生時にADJ.レバーを押すと、画像を拡大表示するようにした。
- ADJ.レバーを使った拡大表示の際、拡大表示倍率を選択可能にした。
- マニュアル露出モード時にADJ.レバーで絞り値、アップダウンダイヤルでシャッタースピードをそれぞれ変更可能にした。
さらに、再生時のADJ.レバーとアップダウンダイヤルの操作組み合わせを選択可能になった。具体的には、「拡大コマ送り」(ADJ.レバー)と「ズーム倍率変更」(アップダウンダイヤル)の組み合わせと、「拡大位置の左右移動」(ADJ.レバー)と「拡大位置の上下移動」(アップダウンダイヤル)の組み合わせ。
GR DIGITAL IIは、有効1,001万画素CCD、焦点距離28mm相当の単焦点レンズ、2.7型23万ドットのTFT液晶モニターなどを搭載したコンパクトデジタルカメラ。画像エンジン「GR ENGINE II」を搭載し、高感度時のノイズ低減処理を図った。発売は2007年11月。実勢価格は4万7,700円前後。後継機種「GR DIGITAL III」は8月5日発売、店頭予想価格は8万円前後の見込み。
2009/7/27 15:36