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タムロン、新デザイン採用の大口径超広角ズーム「12-20mm F2.8」

製品名もシンプルに 光学設計は星景撮影を意識

株式会社タムロンは、フルサイズミラーレスカメラ対応のズームレンズ「12-20mm F2.8(Model A084)」を8月27日(木)に発売する。

希望小売価格はソニーEマウント用が37万9,500円、ニコンZマウント用が39万9,960円。

これまでのタムロンのラインアップになかった、12mmからの大口径ズームレンズ。ズーム全域で開放F2.8の明るさを実現。星景撮影での利用を強く意識し、光学性能のチューニングも無限遠での撮影に合わせたという。

なお今回から、ミラーレスカメラ専用設計を表す「Di III」が製品名から省略された。外観も大きく変わり、「Toned Profile Next」と呼ぶデザインに切り替わり、化粧箱もシンプルな見た目になっている。

新デザインのパッケージを採用

光学系にはXGM(大口径ガラスモールド両面非球面)レンズなどの特殊硝材を採用。画面周辺部の色にじみや、星景写真などで発生しやすいサジタルコマフレアも補正した。

最短撮影距離は広角端で0.18m、望遠端で0.28m。ちなみに同じタムロンの「16-30mm F/2.8 Di III VXD G2」は0.19m(広角端)、0.3m(望遠端)となっている。

AF駆動には、高速・高精度で静音性にも優れるというリニアモーターフォーカス機構「VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)」を採用する。

タムロンのミラーレスカメラ用レンズにしては珍しく、Eマウント用には絞りリングが装備されている。Zマウント用はこれがコントロールリングになる。

スイッチ類としては、「AF/MF切り替えスイッチ」に加えて、フォーカスリングを作動させない「MFロックスイッチ」を搭載している。撮影中にうっかりフォーカスリングに触れ、ピント位置がずれるのを防ぐのが目的。その他「カスタムスイッチ」「ズームロックスイッチ」を備えている。

固定式の花型レンズフードとロック付きレンズキャップを備える。レンズフィルターはリアフィルターホルダーを介して装着する。

本体は簡易防滴構造。レンズ前面には防汚コートを施した。

本体に装備されたUSB Type-Cコネクター経由で、PCやスマートフォンと接続でき、「TAMRON Lens Utility」などからの設定・制御が行える。

付属のラッピングクロスは、重ねると生地が密着するタイプ。レンズポーチの同梱は廃止された。

MTF曲線(広角端)
MTF曲線(望遠端)
かぶせ式のフロントレンズキャップが付属
  • モデル名:A084
  • 対応マウント:ソニーEマウント、ニコンZマウント
  • 焦点距離:12-20mm
  • 開放F値:F2.8
  • 最小絞り:F16
  • レンズ構成:12群17枚
  • 最短撮影距離:0.18m(広角端)/0.28m(望遠端)
  • 最大撮影倍率:1:5.8(広角端)/1:9.1(望遠端)
  • 絞り羽根:12枚(円形絞り)
  • 外形寸法:φ90×119.3mm(Eマウント)/121.3mm(Zマウント)
  • 質量:570g(Eマウント)、585g(Zマウント)
  • 標準付属品:フロントキャップ、リアキャップ、ラッピングクロス
本誌:折本幸治