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ProGrade Digitalのメンテナンスソフト「Refresh Pro」が更新。サニタイズ機能に関する不具合を修正

ProGrade Digitalは9月26日(金)、メモリーカードのメンテナンス用ソフトウェア「Refresh Pro」の最新版(バージョン4.0.4)を公開した。9月24日(水)に予告していたもので、キヤノンの一部ミラーレスカメラでSDメモリーカードの認識不良が起こるトラブルを解消した。

具体的には、Refresh Proの物理フォーマット機能「サニタイズ」を利用したSDメモリーカードが、EOS R5 Mark II、EOS R5、EOS R3の3機種で認識されなくなるという事象が確認されていた。サニタイズにおけるフォーマット形式が、これらのカメラに認識されない形式だったことが原因という。

バージョン4.0.4ではこの問題を修正。サニタイズを利用しても正常にカードが認識されるとしている。なお、CFexpress Type B、Type A、CFastカードについては当初より問題なく使用できる。

アップデートは、Refresh Proを立ち上げると「最新版をダウンロードしてください」というメッセージが表示されるため、指示に従ってダウンロードを実行。表示されない場合はメニュー画面の「本製品について」から「アップデートを確認してください」をクリックする。

本誌:宮本義朗