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【CES】パナソニック、LEICA DG 100-400mmを動作展示
1型センサー搭載10倍コンパクトも出品
Reported by 本誌:折本幸治(2016/1/7 13:15)
パナソニックはCES 2016に合わせて、交換レンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. Telephoto-Zoom」を発表。会場でも実機の展示を行っていた。
マイクロフォーサーズシステム規格に準拠する望遠ズームレンズで、35mm判換算での画角は焦点距離200-800mm相当。これまでのパナソニック製レンズにない長焦点のレンズとあって、実物を目にする前は巨大なレンズを想像していた。しかし、LUMIX GH4に装着された実機は意外にもスリムな容貌。会場ではそのギャップを強調するため「Ultra-Compact」と紹介している例が見られた。
ライカ銘のレンズらしくデザインも端正で、各部の質感にも高級感がある。フィルター径は72mm。最大径×全長は83×171.5mm。重量は約985gだ。
日本での発売は未定。アメリカでは3月に1,800米ドルで発売するという。
同じくCES 2016の会期に合わせて発表されたのが、1型センサーを搭載するレンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX ZS100」だ。欧州ではTZ100という名称がつけられている。日本での発売は未定。
有効2,010万画素の1型センサーを搭載しつつ、従来のTZ系レベルの小型ボディを実現。レンズも25-250mm相当の光学10倍と高倍率で、TZがそのまま1型センサー機になったようなサイズ感だ。
約116.6万ドットの0.2型EVFも搭載。上面にはモードダイヤルやコマンドダイヤルも装備しており、カメラらしい操作が楽しめそう。しかも4K UHD記録にも対応。4Kフォトやフォーカスセレクトも利用できるという。
兄弟機とみられる「LUMIX ZS60」(欧州ではLUMIX TZ80)は、有効1,810万画素の1/2.3型センサーを採用。センサーサイズは小さいものの、24-720mm相当の光学30倍ズームレンズを搭載している。
ZS100と比べるとコマンドダイヤルがなく、シンプルな見た目。同じく0.2型のEVFを搭載し、4Kフォトにも対応する。日本での発売は未定。