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RICOH THETA用の動画編集アプリが公開

色調変更、トリム、尺の変更などが可能

リコーとリコーイメージングは、全天球カメラ「RICOH THETA」用の動画編集アプリ「THETA+ Video」を開発した。第一弾として「THETA+ Video for iPhone」を12月22日に無償公開した。対応機種はiPhone 5S/6/6Plus/6S。

THETAシリーズのうち、動画撮影が可能な「RICOH THETA S」および「RICOH THETA(m15)」が対象。360度動画やアプリ「THETA+」で作成したタイムラプス動画に対して、トリムやビューの切り替えなどが行える。

好きなアングルを選んで切り出した画像をSNSに投稿したり、切り出さずに360度動画のまま編集してFacebookに直接投稿することも可能。

THETA+ Video for iPhoneの主な機能は以下の通り。

・フィルタ

 10種類のフィルターから1つを選択し、動画の色調を変更することができます。

・ビュー

 360度動画の見え方を選択することができます。撮影した画像を小さい球体状に再生して空間に浮かび上がらせるリトルプラネット形式など、計4種(Mirror ball、Little planet、Equirectangular、Rectilinear)のビュー形式から選択することができます。

・トリム

 動画の尺を好きな長さに切りとることができます。

・BGM

「THETA+ Video」のオリジナル楽曲8曲、もしくは個人所有の楽曲より1曲を選択し、動画に音楽をつけることができます。また、オリジナル動画に入っている音源をサイレントに切り替えることもできます。

・共有

 編集した動画をInstagramやFacebookなどのSNSに投稿することができます。

THETA SおよびTHETA m15は、2つのレンズとセンサーを備え、ワンショットで全天球イメージを撮影できるデジタルカメラ。THETA SはTHETA m15より大きな1/2.3型センサーを搭載する上位モデル。THETA Sの発売は2015年10月、実勢価格は税込4万2,800円前後。THETA m15の発売は2014年11月、実勢価格は税込3万3,440円前後。

(本誌:武石修)