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天体撮影ソフト「ステラショット」がニコン機に対応

D810Aなど12機種に対応。追加対応パックも

画面イメージ(ステラショット1.0)

アストロアーツは、赤道儀とデジタルカメラを制御する天体撮影ソフトウェア「ステラショット 1.2」を2015年12月中旬に発売する。価格は税別3万6,800円。直販サイトでは12月10日ごろから予約を開始する予定。

ステラショットは、パソコンを使ってデジタルカメラと望遠鏡を制御し、天体導入と撮影を自動的に行うソフトウェア。ライブビューや導入補正などフィールドでの操作性を追求した機能を活かし、天体が手軽に撮影できるという。

同バージョンでは、初版(2015年6月発売)で対応していたキヤノン製デジタル一眼レフカメラに加えて、ニコン製のデジタルカメラの制御に追加対応した。

対応するカメラは、D800/D800E/D810/D810A/D600/D610/D750/D7100/D7200/D5200/D5300/D5500の12機種。特に、天体撮影専用の「D810A」をステラショットで制御し、Hα天体の撮影など幅広く活用できるという。

また、既存ユーザー向けに、ニコンのデジタルカメラに追加対応するための「ステラショット1.2・ニコン追加パック」(税別9,200円)も発売する。

「ステラショット1.2」と既存バージョンの違いは、カメラの追加対応のみ。今後の販売は1.2のみに統一されるが、カメラ追加対応以外の機能追加や不具合改善のための無償アップデータなどは継続して既存バージョンにも配布される。

(飯塚直)