ニュース
「ライカT」の最新ファームウェア公開。AF速度が約2倍に
新たに標準大口径と中望遠マクロレンズの予告も
Reported by 本誌:鈴木誠(2015/10/30 20:00)
ライカT(Ver.1.410)
AF速度の向上、起動時間の短縮、タッチパネル操作性の向上が主な特徴。いくつかのバグ修正も含まれている。
AFは反応速度を従来比で約2倍に高速化。タッチパネルの操作性は、感度と反応速度が向上。特に再生モード時での表示切り替えとタッチ操作が従来比3倍ほど向上するという。
また、ライカTと同じくライカLバヨネットマウントを採用するフルサイズミラーレス「ライカSL」用のレンズもライカTで使用できるようになる。
アップデートはPCとSDカードで可能だが、ライカストアでもインストール手順の説明を行なうという。
新しいTLレンズを発表
ライカT用のライカTLレンズに、「ライカ ズミルックスTL f1.4/35mm ASPH.」(2016年春発売予定)および「ライカ アポ・マクロ・エルマリートTL f2.8/60mm ASPH.」(2016年秋発売予定)の2本が加わる。
いずれもブラック鏡胴に加えてシルバー鏡胴も新たに用意。詳しいスペックはまだ明らかになっていない。
ライカT用(=APS-Cフォーマット用)のライカLマウントレンズは、35mmフルサイズ対応の「ライカSLレンズ」に対し、今後「ライカTLレンズ」という名称になる。
これで単焦点のTLレンズは、ライカTと同時発売の「ライカ ズミクロンT f2/23mm ASPH.」とあわせて広角、標準、中望遠マクロの3本になる。