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カメラ制御ソフト「OLYMPUS Capture」が11月下旬に更新

PCダイレクト保存で高速転送 スーパーコンパネのカスタマイズも

オリンパス株式会社は9月15日、カメラコントロールソフトウェア「OLYMPUS Capture」の最新版を11月に公開すると発表した。バージョン番号は1.1。

OLYMPUS Captureは、対応する同社のミラーレスカメラをPCと接続し、撮影や設定変更などをPCから行うソフト。撮影画像のPCへの転送も可能で、いわゆる「テザー撮影」のために開発された。画像管理ソフト「OLYMPUS Viewer 3」との連携も可能だ。

対応カメラはOM-D E-M1、OM-D E-M5 Mark II。両機種とも同じく11月下旬に、新ファームウェアが公開される(E-M1:Ver. 4.0、EM-5 Mark II:Ver.2.0)。

新たに公開されたVer. 1.1では、次の強化が見られる。

スーパーコンパネのカスタマイズ

撮影設定を一覧できるスーパーコンパネが進化。必要な機能だけを表示したり、レイアウトを変更できるなど、カスタマイズが可能になった。

PCダイレクト保存

撮影後、SDカードに記録することなく、PCへダイレクトに保存することが可能になった。取り込み速度が大幅に改善するという。

そのほか、以下の変更点がある(引用)。

より充実したPCからのカメラ制御

  • デジタルシフトにより、補正効果を確認しながら、より精度の高い撮影が可能
  • ライブコンポジット・ライブバルブ・ライブタイム撮影では、露出中に露出過程をPCモニターで確認可能
  • カメラに搭載されている全てのブラケット撮影に対応
  • ハイレゾショット・静音ショットに対応
  • シネマクオリティのOM-D MOVIEの撮影に対応

そのほかの改善項目

  • シャッタースピード選択時の秒時表示の設定方式を従来表示に加えて、一覧表示を追加
  • 撮影画像の保存先や命名規則を簡単に設定できる「取り込み先設定」を追加
  • オーバーレイ画像に透過画像(PNG)を利用可能
  • ライブビュー表示の拡大倍率選択に対応
  • レックビューの回転表示に対応
  • 仕上がりモードに「水中」を追加
  • LVブーストの設定に対応

(本誌:折本幸治)