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ニコン、大幅に小型軽量化した「300mm F4」を海外発表

DX 55-200mmは鏡枠沈胴式にリニューアル

ニコンは1月6日、Fマウントの交換レンズ2本を海外で発表した。米国では2月に発売する。国内発売は未定。

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

FXフォーマット対応の単焦点超望遠レンズ。米国での価格は1,999.95ドル。

現行の「Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED」に対して全長を30%短くしたほか、重量を従来の1.3kgから約755gに軽量化した。「Phase Fresnel optical technology」を用いることで小型軽量化を実現したという。

光学系にはEDレンズを使用。ナノクリスタルコートを採用したほか、手ブレ補正機構VRも新たに搭載する。AF駆動は超音波モーターSWM。絞りは電磁制御となっている。

AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II

DXフォーマット対応の望遠ズームレンズ。米国での価格は349.95ドル。

現行の「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」のリニューアル品と見られるレンズ。発売済みの標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II」と同様の鏡枠沈胴機構を採用することで、収納時の小型化を図った。

 手ブレ補正機構も備える。AF駆動は超音波モーター。

【2015/01/06】記事初出時AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの重量を680gと記載しておりましたが、正しくは755gです。

(本誌:武石修)