ニュース

「RICOH THETA」の最新ファームウェアが公開
高感度ノイズ低減など

Androidアプリを29日にリリース。Tumblerで毎日更新の作品集も

 リコーイメージングは22日、全天球カメラ「RICOH THETA」の最新ファームウェアを公開した。高感度ノイズ低減、露出精度の向上などを含む。また、専用アプリ「RICOH THETA for Android」(Android OS 4.0以上に対応)を29日にGoogle playで公開すると発表した。

RICOH THETA。発売は11月8日。実勢価格は4万4,800円前後

 THETA(シータ)は二眼屈曲光学系を持ち、ワンショットで全天球イメージを撮影できるカメラ。撮影画像はスマートフォンやWebブラウザ上で再生できる。専用アプリからのリモート撮影にも対応している。

 新ファームウェアVer.1.1の変更内容は次の通り(引用)。バージョンアップはWebサイトからファームウェアをダウンロードし、RICOH THETA for Windows/Mac経由で行なう。

  • ノイズリダクション処理を改善し、高感度撮影時のノイズを低減しました。
  • リモート撮影画面の露出補正の設定値が、カメラ本体の電源OFF で初期値に戻るようになりました。
  • 露出制御の精度が向上しました。

 これまでスマートフォンでの専用アプリはiPhone用の「RICOH THETA for iPhone」のみ用意していたが、29日にAndroid版も公開する。29日のリリース時点では、Facebookのみ投稿可能など、iPhone版と一部機能に差異があるとしている。

 同社では、TumblerのWebサイトで世界のアーティストやクリエイターによる全天球イメージ作品集「BEAUTY BEYOND BOUNDARIES」を公開。毎日更新で、毎週新たなアーティスト・クリエイターに参加してもらう予定という。

Tumblerサイトのイメージ

(本誌:鈴木誠)