ニュース

キヤノン、「EOS-1Ds Mark III」「EOS-1D Mark IV」「EOS-1D Mark III」の最新ファームウェア

電池の消耗が早くなる現象に対処

 キヤノンは30日、プロ用デジタル一眼レフカメラ3機種の最新ファームウェアを公開した。いずれもカメラにレンズが装着されていない状態で起こる2つの現象に対策している。

EOS-1Ds Mark III
EOS-1D Mark IV
EOS-1D Mark III

 機種ごとの更新内容は次の通り。

EOS-1Ds Mark III ファームウエア Version 1.2.3

・カメラにレンズが装着されていない状態で、電池の消耗が通常よりも早くなる現象を修正しました。
・カメラにレンズが装着されていない状態で、カメラのシャッターをレリーズした場合に "Err 70" となることがある現象を修正しました。

EOS-1D Mark IV ファームウエア Version 1.1.4

・カメラにレンズが装着されていない状態で、電池の消耗が通常よりも早くなる現象を修正しました。
・カメラにレンズが装着されていない状態で、カメラのシャッターをレリーズした場合に "Err 02" となることがある現象を修正しました。

EOS-1D Mark III ファームウエア Version 1.3.2

・カメラにレンズが装着されていない状態で、電池の消耗が通常よりも早くなる現象を修正しました。
・カメラにレンズが装着されていない状態で、カメラのシャッターをレリーズした場合に "Err 70" となることがある現象を修正しました。

 EOS-1Ds Mark III(2007年11月発売)は、35mm判フルサイズ相当のCMOSセンサーを搭載するスタジオ向けプロ機。EOS-1D Mark IV(2009年12月発売)とEOS-1D Mark III(2007年5月発売)は、それぞれAPS-Hサイズ相当のCMOSセンサーを搭載し、報道やスポーツに向けた機種。現在キヤノンのプロ用デジタル一眼レフカメラは35mm判フルサイズフォーマットの「EOS-1D X」(2012年3月発売)に統合されている。

(本誌:鈴木誠)