柿本完二写真展「里山の彩り」(ニコンサロンbis新宿)



里山とは、人の力で自然を保ち、人間と自然が共生する場所である。
全国各地で開発が進み、日本の原風景とも言われる「里山風景」も年々減少していて、開発か保存かの議論は絶えない。
作者の住む東京都稲城市は新宿から電車で30分の距離にあり、線路を挟んで川崎市麻生区とも隣接しているところである。この地域は“谷戸”と呼ばれるところが多く、開発の波がおしよせてきていない。
春は桜、夏は蝉しぐれ、実りの秋、深々と降る雪。
ここには1年を通して我々人間が忘れている自然の営みがある。そんな素晴らしい風景を、将来に残していきたいものだ。カラー50点。(写真展情報より)

  • 名称:柿本完二写真展「里山の彩り」
  • 会場:ニコンサロンbis新宿
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 会期:2012年4月10日〜2012年4月16日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:折本幸治)

2012/3/27 00:00