【CP+】「NOKTON 17.5mm F0.95」「Distagon T* 2/25」を試せるコシナブース


 コシナブースでは、8日に発表したマイクロフォーサーズ用レンズ「NOKTON 17.5mm F0.95」、一眼レフカメラ用交換レンズ「Distagon T* 2/25」などを実際に体験できるコーナーを用意。CP+2012で初お目見えとなる参考出品のレンズもあった。

 フォクトレンダーのNOKTON 17.5mmは、発売済みのマイクロフォーサーズ用MFレンズ「NOKTON 25mm F0.95」に続く大口径MFレンズ。通常のAFレンズのように電子接点を持たないことで後玉を大きくでき、F0.95という口径比を実現した。

 NOKTON 25mm F0.95にない特徴としては、絞り値を示すマーカー部分のリングを回転させることで無段階絞りに切り替えられる機構を持つ。絞り操作のクリック音を動画撮影中に拾わないようにとの配慮だそうだ。

NOKTON 17.5mm F0.95発売済みのNOKTON 25mm F0.95(右)と比較。最大径・全長ともに一回り大きくなっている
オリンパスE-PL3に装着したところ
ガラスケース内にはオリンパスE-M5に装着した状態での展示もあった

 また、同じくフォクトレンダーブランドでは、光学系をそのままに外観を一新した「SL II N」シリーズのレンズを展示。正式発表された製品は順次切り替わるという。ブースには参考出品のレンズもあった。

ULTRON 40mm F2 SL II N Asphericalフォーカスリングとft距離表記の色などが変わり、よりクラシカルな雰囲気
NOKTON 58mm F1.4 SL II N
COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N Aspherical参考出品のCOLOR-SKOPAR 28mm F2.8 SL II N Aspherical
参考出品のHELIAR classic 75mm F1.8 SL II Nは、同名のVMマウントレンズを一眼レフ用としたもの

 カールツァイスのコーナーでは、8日に国内発売を発表した「Distagon T* 2/25」(ZE/ZF.2)がトピック。近日発売としている。カウンターで持参したカメラに取り付けて試すこともできる。

Distagon T* 2/25(写真はZF.2)D700への装着例。キヤノン用のZEもカウンターで試せる
ガラスケースにレンズラインナップが並ぶNOKTON 17.5mm F0.95、Distagon T* 2/25の作例写真もあった



(本誌:鈴木誠)

2012/2/10 16:20