サンアイ、「正絹真田紐」を使用したカメラ用ストラップ

〜真鍮製リングも発売

 サンアイは、「蔵Cura」ブランドの新製品として、正絹真田紐を使用したカメラ用ストラップを2月5日に発売する。価格は1万500円。カラーはブラック/レッド、ブルー/ゴールド、レッド(錆朱)/シルバー。初回限定数量のみ、桐箱入りの販売となる。

 関東で唯一の真田紐師、市村藤斉氏による真田紐「藤斉」をカメラストラップに応用した製品。藤斉は創業時から使用する木製の織機で織られており、「他にない独特の厚みとしなやかな紐」とされ、宮内庁に納められる茶器や陶磁器の桐箱にも用いられている。

 耐荷重は5kg。ストラップ長は90cm。カメラ取り付け部に真鍮製のリングを使用している。

 販売店はマップカメラ、フジヤカメラ店、レモン社、ヨドバシカメラ、銀一スタジオショップ、フォトステーションムツミ。

 またサンアイでは、正絹真田紐ストラップの真鍮製リングのみを1月28日に発売している。価格は2個セットで399円。

 一般的な鉄製リングと比べ柔らかく、真鍮製リングはアイレットやボディをいためにくく、取付時に爪に優しいという。またバリが出ないよう、約20時間をかけて磨き上げた。使い込むうちにメッキがはがれ、真鍮色の地が出てくるのも特徴。

 内径は15.5mm、厚みは2.55mm。耐荷重は5kg。

 発売当初の販売店はマップカメラ、フジヤカメラ店、レモン社、ヨドバシカメラ、銀一スタジオショップ。




(本誌:折本幸治)

2012/2/3 13:50