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神戸どうぶつ王国で暮らす「ハシビロコウのボンゴとマリンバ」のフォトブックが発売

動かない女王様「マリンバ(メス)」と動く王様「ボンゴ(オス)」

辰巳出版株式会社は、フォトブック「ハシビロコウのボンゴとマリンバ」を4月28日(月)に発売した。価格は1,650円。

神戸どうぶつ王国で暮らすハシビロコウの「ボンゴ(オス)」と「マリンバ(メス)」のファーストフォトブック。個性あふれる2羽の最新ショットや飼育員さんとのエピソードなどを収録している。

「ハシビロコウのボンゴとマリンバ」(著・南幅俊輔 編・神戸どうぶつ王国/辰巳出版)
ボンゴとマリンバのプロフィール

鋭い眼光が特徴のハシビロコウは「動かない鳥」として知られている。しかし、実は表情豊かで、時には躍動感あふれる姿やユーモラスな行動も見せてくれるという。

何度も飛翔を繰り返すボンゴ。撮影日は2025年1月末。その日の2羽は動かない鳥の異名を覆すほど、園内を活発に動いていたという(写真右)
巣材をつかんでは運ぶ、今まで見たことのないマリンバの姿を捉えた写真も収録している(写真左)
アフリカの湿地を再現したボンゴとマリンバの住まいを解説

環境の悪化により個体数が減少しているハシビロコウは、絶滅危惧種に指定されている。繁殖は極めて難しく、動物園で成功した報告例は世界で2例のみだという。本書は、日本初の誕生を目指して神戸どうぶつ王国が取り組む「ハシビロコウの繁殖」についても収録している。

ハシビロコウのボンゴとマリンバ

著者:南幅俊輔
編集:神戸どうぶつ王国
発売日:2025年4月28日(月)
サイズ:A5判
発行:辰巳出版株式会社
定価:1,650円

福島優果