富士フイルム、「FinePix X100」スペシャルサイトにコンテンツ追加。日本語版も

　富士フイルムは20日、公開中の高級コンパクトデジタルカメラ「FinePix X100」のスペシャルサイトに日本語版を追加した。併せて、14日時点では未公開だった新たなコンテンツを公開した。

「FinePix X100先鋭なる原点」（FinePixスペシャルサイト）	FinePix X100

　新たに公開したコンテンツは、「開発ストーリー」内の「フジノンレンズ」。「第一章：レンズ設計者からのメッセージ」と題したページに“35mm判換算で35mm相当、F2の単焦点レンズ”というスペックに決定した経緯や、採用レンズのタイプについて記載した。

　富士フイルムでは、今後も製品仕様のほか設計者やデザイナーからのメッセージなどの最新情報を随時更新するとしている。

　なお、スペシャルサイトのタイトルは英語版では「FinePix X100 The Professional's Choice」だったが、日本語版では「FinePix X100先鋭なる原点」となっている。

　FinePix X100は、同社がフォトキナ2010にあわせて開発発表したデジタルカメラ。2011年3月の発売を目指しており、価格は未定だが「12万～15万円」（フォトキナ同社ブースの説明員）としているモデル。ブライトフレームの代わりに144万ドットの液晶パネルを使用した「ハイブリッドビューファインダー」や「APS-Cサイズの1,230万画素CMOSセンサー」を搭載する。レンズは固定式。