パナソニック、「DMC-G2」の3D対応ファームウェアを11月中旬に公開


 パナソニックには13日、マイクロフォーサーズカメラ「LUMIX DMC-G2」のファームウェアアップデートサービスを11月中旬に開始すると発表した。10月下旬発売予定の3D交換レンズでの撮影に対応する。

LUMIX G 12.5mm F12LUMIX DMC-G2(レンズはLUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.)

 バージョン番号は1.1。更新することで、3D交換レンズ「LUMIX G 12.5mm F12」を使用しての3D写真撮影に対応する。海外では9月に公開を予告をしており、このたび国内でも正式にアナウンスがあった。

 LUMIX G 12.5mm F12は、2つの光学系を搭載することで3D写真撮影を可能にした交換レンズ。10月29日発売の「LUMIX DMC-GH2」とともにパナソニックが発表した。DMC-GH2の場合、発売当初からLUMIX G 12.5mm F12での3D写真撮影に対応している。

 焦点距離は12.5mm。35mm判換算で65mm相当(DMC-GH2で16:9設定時)。3D写真の撮影推奨距離は0.6m、ステレオベースは約10mm。左右画像を同時に記録するため、動く被写体にも対応する。記録した3D写真の鑑賞には、3D対応テレビが必要。

 DMC-G2は、レンズ交換式デジタルカメラとして初めてタッチパネル機構を備えた製品。AVCHD Lite準拠のHD動画記録も行なえる。撮像素子は有効1,210万画素の4/3型Live MOSセンサー。発売は4月。ボディのみの店頭価格は5万9,700円前後。




(本誌:折本幸治)

2010/10/15 12:24