シグマ、手ブレ補正搭載の「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」


 シグマは21日、大口径望遠ズームレンズ「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」を開発発表した。発売時期、価格、対応マウントなどは未定。

APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM

 2005年7月に発売した「APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM」の後継機種。手ブレ補正機構「OS」を搭載し、補正効果は約4段分としている。防塵防滴構造を採用した。

 FLD(“F”Low Dispersion)ガラス2枚と、SLD(Special Low Dispersion)ガラス1枚の採用により色収差を低減。サジタルコマフレアの補正も図った。

 AF駆動は超音波モーター「HSM」(Hyper Sonic Motor)を使用。フルタイムマニュアルフォーカスにも対応する。ズーミングやフォーカシングによる収差変動を抑えるインナーズーム、インナーフォーカスを採用した。

 レンズ構成は18群23枚。絞り羽根は9枚の円形。最短撮影距離は150-250cm。最大撮影倍率は1:8.1。フィルター径は105mm。サイズは14.4×289.2mm。重量は未定(数値はいずれもシグマ用)。レンズフード「LH1128-011」、三脚座「TS-31」が付属する。

 また、別売のテレコンバーター「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」および「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」を装着可能。価格は2xが3万3,600円、1.4xが2万9,400円。



(本誌:鈴木誠)

2010/9/21 15:15