富士フイルム、FinePix用HDプレーヤーの最新ファームウェアを公開


HDP-L1

 富士フイルムは2日、FinePix用HDプレーヤー「FinePix HDP-L1」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.2.11。

 更新内容は次の通り。

  • ピクチャーサーチ機能の追加
  • 操作音量調節機能の追加
  • NTSC/PALの強制切り替え機能の追加

 NTSC/PALの強制切り替え機能は、切り替え機能を持たないハイビジョンテレビに同機を接続するためのもの。本体の「縮小」ボタンを押しながら電源を投入するとNTSCに、「拡大」ボタンを押しながら電源を投入することでPALに強制的に切り替える。

 ダウンロードしたファームウェアはSDメモリーカードにコピーし、HDP-L1に挿入。HDMIケーブルでハイビジョンテレビに接続し、画面の指示に沿ってファームウェアの更新操作を行なう。なお、ファームウェアの更新を行なう際は付属のACアダプターが必要となる。

 HDP-L1は、SDHC/SDメモリーカード内の静止画・動画再生に対応するHDプレーヤー。同社の3Dデジタルカメラで撮影した3D映像を3D対応テレビ(HDMI1.3、720p入力対応機種)で鑑賞できるほか、FinePixシリーズで撮影したHD動画をHDMIケーブル経由でテレビに出力できる。発売は2010年4月。実勢価格は3,980円前後。



(本誌:鈴木誠)

2010/9/3 00:00