ニコン、ズーム全域F4の「AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR」


AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR

 ニコンは、デジタル一眼レフカメラ用交換レンズ「AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR」を9月22日に発売する。価格は16万3,800円。

 FXフォーマット対応のズームレンズ。全域で開放F4を実現した。生産を終了した「AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm F3.5-5.6 G IF ED」の後継モデルとなる。手ブレ補正機構「VR II」を搭載し、「ノーマルモード」と「アクティブモード」を選択できるようになった。

 フォーカシング時に全長が変化しないインナーフォーカスを採用。AF駆動は超音波モーター「SWM」(Silent Wave Motor)を使用する。

 レンズ構成は13群17枚。EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚を用いた。ゴーストやフレアの低減効果を持つナノクリスタルコートを採用。

 最短撮影距離は45cm、最大撮影倍率は0.24倍。9枚の円形絞りを備える。フィルター径は77mm。

 サイズは約84×103.5mm(最大径×マウント基準面からの長さ)。重量は約710g。

 バヨネットフード「HB-53」と、ソフトケース「CL-1218」が付属する。


レンズ構成図
MTF曲線(広角端)MTF曲線(望遠端)
バヨネットフード「HB-53」ソフトケース「CL-1218」

(本誌:鈴木誠)

2010/8/19 13:00