シグマ、「APO 120-400mm F4.5-5.6」ソニー用・ペンタックス用に手ブレ補正機構を追加


 シグマは、交換レンズ「APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM」について、ペンタックス用を5月21日、ソニー用を5月28日に発売する。価格は10万9,935円。

APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM

 35mm判のイメージサークルに対応する望遠ズームレンズ。発売済みのAPO 120-400mm F4.5-5.6 DG HSMに手ブレ補正機構「OS」を追加した。

 APO 120-400mm F4.5-5.6 DG HSMは、2008年の発表当初、OS装備のキヤノン用、シグマ用、ニコン用(APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM)対し、ボディ内手ブレ補正を採用するソニー用とペンタックス用はOSなし(APO 120-400mm F4.5-5.6 DG HSM)で発売。しかし最近の同社製品では、ソニー用やペンタックス用であってもOSを装備したものに統一されつつあり、本製品もその流れに沿ったリニューアルという。価格は従来製品と同じ。

 ソニー用とペンタックス用の場合、レンズ側、ボディ側のどちらでも手ブレ補正機構が作動する。レンズ側をオンにした場合、ファインダー内の像の揺れを低減できる。

 ソニー用に限り、別売のAPOテレコンバーターが使用可能。1.4倍の「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」と2倍の「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」のいずれかを装着できる。

 レンズ構成は15群21枚。最短撮影距離はズーム全域で150cm。最大倍率は1:4.2。

 フィルター径は77mm。本体サイズは92.5×203mm(最大径×全長)、重量は1,670g。丸形フード、三脚座(TS-31)、ショルダーストラップ、ケースが付属する。


(本誌:折本幸治)

2010/5/14 11:10