ニコン、3型液晶搭載の単3電池対応エントリー2機種
ニコンは、単3電池対応のエントリーモデル「COOLPIX L22」および「同L21」を19日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、COOLPIX L22が1万6,000円前後、同L21が1万3,000円前後の見込み。
COOLPIX L22(シルバー) |
COOLPIX L21(ピンク) | COOLPIX L21(シルバー) |
■COOLPIX L22
有効1,200万画素の1/2.3型CCDセンサーや、焦点距離37~134mm相当、開放F3.1~6.7の光学3.6倍ズームレンズを搭載した入門機。2009年8月発売の「COOLPIX L20」と同等のレンズを搭載しながら、CCDを1,000万画素から1,200万画素に高画素化した。本体カラーはシルバー。
機能面ではCOOLPIX L20の被写体ブレを防ぐ「モーション検知」や顔認識機能「ベストフェイス機能」などを継承する。
なお、同時期発表の「COOLPIX S8000」や「同L110」などと異なり、HD動画記録には対応していない。640×480ピクセル、30fpsのMotion JPEG動画への対応にとどまる。
最大記録解像度は4,000×3,000ピクセル。感度はISO80~1600。COOLPIX L20の最低感度ISO64に対して、低感度側で1/3段分上がっている。
レンズの最短撮影距離は広角端で約30cm、望遠端で約70cm、マクロモードの広角端で約5cm。
液晶モニターは約23万ドットの3型。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。約19MBの内蔵メモリーも備える。
電源は単3電池×2。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池に対応。CIPA準拠の撮影可能枚数は約240枚(アルカリ電池使用時)、約420枚(ニッケル水素充電池)、約660枚(リチウム電池使用時)。
本体サイズは約97.7×28.3×60.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約135g(本体のみ)、約183g(電池と記録メディアを含む)。
■COOLPIX L21
撮像素子を有効800万画素の1/2.5型CCDとし、液晶モニターのサイズを2.5型に抑えたモデル。レンズのズーム倍率はCOOLPIX L22と同じ3.6倍だが、35mm判換算の焦点距離が41~145mm相当と望遠側にシフトしている。本体カラーはシルバーとピンク。
シルバー |
ピンク |
最大記録解像度は3,264×2,448ピクセル。そのほかの主な仕様はCOOLPIX L22と共通となっている。
電源もCOOLPIX L22と同様の単3電池が使用できる。CIPA準拠の撮影可能枚数は約280枚(アルカリ電池使用時)、約500枚(ニッケル水素充電池)、約780枚(リチウム電池使用時)。
本体サイズは約92×28.3×61.1mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約121g(本体のみ)、約169g(電池と記録メディアを含む)。
2010/2/3 19:06